同居人は友人への愛情を惜しまない。
初めてのホームパーティーを企画したとき、同居人は『美味しい手料理を振る舞う』ために、2.3週間もの間用意をしていた。
メニューの考案をし、実際に何度も何度も作り、トライアンドエラーを繰り返した。
ドリンクもたっぷり用意した。
当日が晴れになることを祈り、家中を綺麗に掃除し、食器を購入し、ゲストになりきってお部屋のツアーシミュレーションも行った。
私は、このような慎ましい努力を陰ながら応援していた。
当日は同居人の友人が2人来てくれた。
時間を忘れるくらい盛り上がり、最後には次のホームパーティーの日程を決めて解散した。
その日は2人で深夜まで晩酌して、パーティーの大成功をお祝いしながら、余韻に浸った。